三十年程前に一度訪れましたが、そのあと焼失し、最近日帰り温泉のみで復活したと聞き、再びやってきました。
　土湯温泉の「向滝」の脇の細い道を登り、かなりの時間山の中を迂回し、最後の道は車のお腹をこすりながらの険しい道を行きます。
　しばらく営業していなかったので道も荒れてしまったのでしょう。
　駐車場の下に、受付と休憩の小屋が建っています。
　和服を着た大女将がにこやかに出てきました。
　前に来たことがあると告げると、喜んで説明してくれました。
　浴室は別棟で、階段を下りた先に、屋根で覆われた昔の記憶通りの階段が現れ、そこを又降りて行きます。
　途中に内湯の檜の浴室があり、反対側に以前入った浴室がありましたが、今は物置になっていて、更に降りたその先に露天風呂があります。
　浴室は、グループごとに男女に振り分けてくれ、家族夫婦は貸し切りにしてくれます。
　露天風呂は気持ち苦みを感じ、白い湯の花が舞い、まったりとした寛げる温泉で、目の前には滝と渓流が流れます。
　檜の内湯は、気持ち白濁の化粧水のようなとろとろの温泉です。
　帰り際、大女将が「麦茶でも飲んできなさいよ。」と声をかけてくれました。

福島県の温泉リストに戻る

真っ白い蕎麦湯　　

十割もりそば

行列が出来ています

浴室に降りる階段

駐車場から少し下ります

目の前には滝も　　　

渓流沿いの露天風呂

11.立ち寄り蕎麦　　　西友
　　　
　〒960-2262
　福島県福島市在庭坂字渡辺３−８
　TEL　024-591-5032
　営業時間：１１：００〜１５：００
　　　　　　（蕎麦がなくなり次第終了） 　　　　
　定休日：月・火
　駐車場：有り

　　外観は、地方の道路際の食堂のイメージですが、駐車場には車が満杯で、お客さんが入り口付近に固まって待っています。
　２０分程待って店内に入れました。
　メニューの種類は少なく、天ぷらかもり蕎麦ですが、うどんや蕎麦の合いもりもあります。
　蕎麦は十割蕎麦で、当日の蕎麦は、北海道・山形県・福島県の合わせと書かれてありました。
　もりそばを注文しました。
　運ばれてきた蕎麦は、細くきれいに切られ、食感は硬く、シコシコで、汁の味はピン辛のコクのある味。
　それでも汁にドップリつけても、それ程辛く感じません。
　最後まで美味しく食べられました。
　しばらくぶりのヒットでした。
　しかも安い！
　行列が出来るのは当然でしょう。

最終入浴日　R．　１年　９月　１日

10　評価

細くてきれいなそば