車で行く場合、那須温泉局の手前のカーブの、橋の手前の細い道を川に沿って登って行きます。
　旅館の手前に、石碑のある広場があり、ここが駐車場のようですが、当時は雪で覆われていたので地面の状態までは分かりません。
　ひたすら下から歩いて来ました。
　事前に確認していたので、安心して行きましたが、噂に聞く壊れ具合は半端ありません。
　でも雪が掻き分けてあるので、人はいるはず。
　管理棟のガラス戸を開けて、声をかけると、「こんな雪に来るの？お客さん来ないと思って寝てたよ〜」
　と言いながら、「誰も居ないから一日入ってな。」と笑ってました。
　浴室棟の雰囲気は、渋いを通り越して、危険の域に・・・
　浴室の入り口付近は、床が抜け落ちる寸前の箇所があちこちにあり、その先の床は怖くて行けません・・・
　浴室は、ほっと安心できる渋い造りで、ゆっくり寛げます。
　温泉は加熱して、溜めておくようです。
　温泉の成分分析表らしきものは見当たらず、先人の調べた内容では、源泉が３０℃あるそうなので、単純硫黄泉の様子です。
　温泉は、薄い白濁気味の硫黄臭を感じる肌触りの良い温泉です。
　雪でお客さんが来ないと思い、二つの浴槽の内の一つが空になっていましたが、蛇口を開けると温泉が出てきます。
　いつまで営業しているか分からない、忘れられない温泉です。
　趣味人にはたまらない温泉でしょう。

駐車場　

老松温泉
　　喜楽旅館　　　　

最終入浴日　Ｈ．２８年　１月２９日

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管理棟　　

場所は左の地図を見
　てください

この辺り床板注意　　

渋い浴槽　　

左が温泉棟

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